名称 | 支給材への追加工で±0.03の高精度曲げ加工を実現 |
---|---|
材質 | C1020-1/2H |
サイズ | 1.5×4.5×12mm |
板厚 | t0.64 |
精度 | ±0.03 |
数量 | 500 |
納期 | 10日 |
今回はお客様から支給されたブランクからコネクタピンを製作した事例をご紹介します。
ブランクは長細穴だけが開けられている状態で支給されました。ピン54本分が1枚のシートとなっており、そこから単品の形状にする加工の依頼でした。
最初に社内で製作した簡易金型で、ピンの先端の潰し加工を行いました。54本を一度に潰してしまうと板全体に歪みが発生し、次工程に影響を及ぼすため、6本ずつ潰しています。
次に、長細穴に合わせてピンの外形をレーザーでカットします。
この時、長細穴とピン部分のセンターを合わせることが重要ですが、先に潰し作業をおこなったことで、板が僅かに歪んでしまいなかなか上手くいきませんでした。
そこで薄板板金加工.comでは、歪みを低減させる工程を追加したことで、レーザーのプログラムを微調整するだけで位置を合わせることができました。
また、写真左の曲げは社内標準型で加工しておりますが、ねじれに注意をしながら角度を調整し慎重に曲げました。
最後にノッチ部で切り離して完成させています。
薄板板金加工.comでは、『現在あるものを利用したい』『初めから製作するとコストがかかるから費用をおさえたい』といったご相談に創造力と技術力でお応え致します。
精密板金加工でお困りの方は、是非お問い合わせ下さい。