名称 | メッキ材でバスバー製作、ワイヤー加工でブランクカット |
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材質 | C1100-1/4H(Snメッキ材) |
サイズ | 15×20×120mm |
板厚 | t1.2 |
精度 | ±0.03 |
数量 | 10 |
納期 | 10日 |
C1100-1/4HにSnメッキが施されている材料で製作した、バスバーの加工事例をご紹介いたします。
メッキ材は表面の剥がれが発生するなど取り扱いが難しい材料ですが、薄板板金加工.comには潰しや絞り、曲げ加工にも対応できる設備とノウハウがあり、日常的に加工を行っています。
薄板板金加工.comでは、基本的にレーザー加工でブランクカットを行っています。レーザー加工は、コストとスピードの両立ができる加工方法ですが、今回のバスバーには、外形に±0.03の公差があったため、ワイヤー加工でブランクカットを行いました。
また、いくつかの曲げ要素がありますが、高さが板厚と同程度の非常に低い段曲げがありました。市販の金型では対応できないため専用の金型が必要となりますが、こちらは社内で簡易金型を製作して対応しています。
さらに、一部に片面がC、もう片面がRという異形状の面打ちがありました。
金型を製作して対応することもできますが、数量が少なかったため、マシニングセンターによる切削加工をご提案させていただきました。結果、イニシャルコストを抑えられただけでなく、納期も短縮することができました。
薄板板金加工.comでは、様々な設備を保有しているため、製品の形状や精度、数量等に合わせて最適な工法を選択することが可能です。
金型が必要な精密板金の小ロット加工は是非お任せください。