名称 | バスバーに皿モミ、工法転換で低コスト短納期を実現 |
---|---|
材質 | C1100-1/4H |
サイズ | 40×40mm |
板厚 | t1.2 |
精度 | ±0.1 |
数量 | 30 |
納期 | 7日 |
自動車や半導体などで多く使用されているバスバーの事例を紹介いたします。今回、お客様から「1週間程で製作、コストも抑えたい」というご要望がありました。
円弧上にある高さ2mmの低い段曲げと、2箇所の皿モミが特徴です。高さ2mmの段曲げは、低すぎて型に干渉してしまうだけでなく円弧上にあるため、プレス加工でないと形にできません。数量が少なかったこともあり、今回は専用の簡易金型を社内のワイヤー放電加工機で製作し、段曲げを完成させています。
皿モミ形状をプレスで成形する場合は、「角度と深さを製作する型」「外径の幅を抜く型」「中心の穴を抜く型」の少なくとも3型は必要になりますが、納期的に型の製作に時間を費やすことができない状況でした。そこで薄板板金加工.comでは、社内のマシニングセンターで皿モミを加工することに致しました。機械加工へ工法転換したことで、金型費が発生することがなく、コストの面でお客様には満足していただうえに、短納期での対応も実現することができました。
小ロットのバスバー製作は最も得意な加工の一つです。曲げ、プレスだけの発想にとらわれない工法で、納期短縮、コスト低減などのご要望にお応えしております。バスバー加工でお困りの際は、是非、薄板板金加工.comにご相談下さい。