名称 | 潰し加工を切削加工に置き換えてコストダウン |
---|---|
材質 | C1020-1/2H |
サイズ | 15x30x80mm |
板厚 | t2.0 |
精度 | ±0.1 |
数量 | 45 |
納期 | 3日 |
今回ご紹介するのは潰し加工を切削加工に置き換えることにより、コストを大幅に削減することができた事例です。
この部品は無酸素銅(C1020)の所謂バスバーです。全体の板厚が「t2.0」のところ、先端部のみ「t1.5」と薄くなっております。塑性加工の範囲内で考えれば、潰し加工で対応することになりますが、薄板板金加工.comでは、マシニングセンターによる切削加工を選択しました。
潰し加工を切削加工に置き換えることにより、潰し加工用の金型が不要となります。結果として、100個程度であれば、トータルコストを抑えることが可能です。特に製作数が1個など極端に少ない場合や、検証のために板厚のパターンが複数必要な場合などはコストを大幅に削減することができます。一方で製作数が200個以上と多い場合、量産を踏まえ潰し加工そのものを検証したい場合には不向きです。
切削加工を選択した場合の副次的な効果として、納期短縮が挙げられます。今回の事例では45個をわずか3日で完成させることができました。コストに加えて納期の面でも大きなメリットがあります。
薄板板金加工.comでは、塑性加工だけでなく、様々な加工方法を駆使してお客様のご要望にお応えしています。コスト削減、納期短縮、精度向上等、様々なご提案が可能です。精密板金でお困りの案件がございましたら、是非お声がけください。