名称 | ワイヤー放電加工で熱影響をおさえた加工 |
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材質 | SK85(SK5) |
サイズ | 15×18×5mm |
板厚 | t0.3 |
精度 | ±0.05 |
数量 | 100 |
納期 | 5日 |
今回は、ワイヤー放電加工機でブランクカット、簡易型作成をした事例を紹介いたします。
薄板板金加工.comでは、ファイバーレーザーでブランクカットをすることがほとんどです。
しかし、今回の材質はSK85(SK5/炭素工具鋼)のため、レーザーカットを選択すると加工の熱で断面が硬化してしまい、細かなクラックの発生が懸念されます。
そこで熱影響の少ないワイヤー放電加工でブランクカットし、先述の懸念事項をクリアしました。
曲げに使用する簡易型にもワイヤー放電加工を使用しています。
曲げ幅が狭く、深い形状をしているため、薄板板金加工.comが通常使用している型では干渉してしまい、曲げることができません。
マシニングセンターで削りこむような複雑な型ではなく、ワイヤー放電加工で作ることができる安価な簡易型での製作が可能だったため、後者を選択し、納期もコストも抑えて完成させました。
薄板板金加工.comでは、SK材などの炭素工具鋼や、S45Cのような炭素鋼でも、材質を考慮した加工することができます。
お困りの際は是非ご相談ください。