名称 | 角潰しをプレス→切削へ、工法転換でコストダウン |
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材質 | A1050-O |
サイズ | 27×27×8mm |
板厚 | t1.2 |
精度 | ±0.1 |
数量 | 110 |
納期 | 14日 |
こちらは、A1050-Oで製作した板厚1.2mmのバスバーです。
高反射材ですが、ブランクはファイバーレーザーで加工しています。純アルミは柔らかいため、傷や変形に注意が必要な材料です。
特に変形は曲げ精度にも影響する要素でもあるため、当社では加工前のプログラムの段階から様々な工夫をしています。
この精密板金部品には、角潰しがありますが、プレス加工では潰し量が多いため、大きく変形してしまい、修正の工程が増えてしまいます。つぶし部の穴の変形も考慮する必要があったため、当社では切削加工への工法転換をご提案させていただきました。角潰しと穴加工を切削に置き変えることで、コスト低減、納期短縮につながりました。薄板板金加工.comは板金設備だけでなく、旋盤やマシニングなどの機械設備も保有しているため、このように様々な加工方法をご提案できることが強みのひとつです。
中心のU曲げ加工には専用の金型が必要になりますが、社内で製作した簡易金型で加工しています。U曲げ部以外については、曲げ内Rの寸法が0.8、1.0と2種類ありましたが、メーカー標準仕様の金型で加工をしております。このように、薄板板金加工.comでは、メーカー標準仕様の金型も豊富に取り揃えているこため、お客様の細かいご要望にお応えすることが可能です。
薄板板金加工.comではコスト・納期・加工品質など、お客様のご要望に適した加工方法のご提案も可能です。薄板の精密板金加工でお困りの方は、お気軽にご連絡ください。