名称 | 微細バリ取り機で変形を最小限に抑え±0.05を実現 |
---|---|
材質 | SUS304CSP |
サイズ | 70×55×15mm |
板厚 | t0.15 |
精度 | ±0.05 |
数量 | 50 |
納期 | 10日 |
今回はSUS304CSPで製作した薄板クリップをご紹介いたします。
SUS304CSPはバネ材の1つで、一般的にバネ材は曲げをはじめとした加工の難度が高いと言われておりますが、薄板板金加工.comでは日頃よりバネ材の加工依頼も多くいただいており、日常的にバネ材の塑性加工も行っております。
こちらの薄板クリップは、右側拡大写真のように、R曲げの途中でダボ出しを行っていることが大きな特徴です。
通常の加工方法だと曲げと絞りを別々に行うこととなりますが、当社では専用の簡易金型を内製することで曲げと絞りを同時に加工したうえで、±0.05の精度を実現しております。
また、バリ取りを微細バリ取り機で行っていることも加工における特徴の1つと言えます。一般的に、精密板金におけるバリ取りは反りや変形など形状に影響を及ぼすリスクが高まりますが、当社では微細バリ取り機を使用することで形状の変化を最小限に抑えております。
このような工夫を行うことで、板厚t0.15mmの薄板でも「±0.05」の精度を実現することができます。精密板金加工でお困りの方は、薄板板金加工.comにお気軽にお問い合わせください。