今回の事例はSUS304CPで製作した板金部品です。

☐20mm以下の小さい部品を、コの字形に曲げています。
板厚1.0mmで、曲げ部に関わる寸法にもかかわらず、「±0.05」の公差要求がありました。板金加工の一般公差は、中級で「±0.1」からですが、テスト加工をすることで「±0.05」の寸法公差を満足しています。

さらに、公差が「±0.015」のU字の長穴がありますが、薄板板金加工.comではこちらをレーザー加工で仕上げています。
レーザー加工ですと、ヘソができたり断面にテーパーがつくことから、「±0.1」以下の公差を出すことは難しいですが、今回は薄板専用の高精度ファイバーレーザー加工機でブランク加工をすることで、精度穴もリーマやフライスなどの工程無く仕上げています。
この薄板専用のレーザー加工機は、穴の高精度加工だけでなく、穴ピッチについても±0.03mmまで対応可能です。

「±0.1」以下の公差要求がある製品でも、手仕上げの工程を省くことができるため、コストの削減にもつながります。
高精度の曲げ加工、レーザー加工は、薄板板金加工.comへお任せください。