名称 | 斜め曲げ加工、簡易治具で仕上げレス |
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材質 | SPTE |
サイズ | 60x25x28mm |
板厚 | t0.3 |
精度 | ±0.3 |
数量 | 5 |
納期 | 5日 |
端面の仕上がりが重要な曲げ製品の事例となります。
ベンダーで用いられるV曲げ(パンチとダイによる曲げ)加工では、製品の端面をベンダーのバックゲージに突き当てることにより、簡単に正確な曲げ位置を設定できます。そのため、製品の端面と曲げ位置(曲げ線)が平行でなければなりません。
端面と曲げ線が平行でない場合、ブランク形状を拡張して一旦平行を確保し、曲げた後に不要な部分を切り落とすことになります。薄板板金加工.comでは、製品によって手仕上げ、レーザー加工、フライス加工を使い分けて対応しています。
今回の製品では、左右両側の端面が曲げ線に対して斜めになっておりました。端面の仕上がりが重要であったため、手仕上げは不向きでした。また納期にも制約があり、レーザー加工、フライス加工の工程を追加するのは難しい状況でした。
そこでブランク形状は拡張せず完成形のままとして、別途平行を確保する簡易治具を製作することにより、5個を5日で完成させることができました。
簡易治具を用いた曲げは手作りの色合いが濃くなり高度な技術が求められますが、薄板板金加工.comでは経験豊富な技術者が揃っており、問題なく対応することができます。
このように通常の曲げ加工では製作できない、特殊な形状を含んだ製品を短納期で製作することが得意です。
特殊形状の部品製作でお困りの方は、薄板板金加工.comまでお気軽にお問い合わせください。