名称 | 両側先端潰し加工、Snめっき含め10日で納品 |
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材質 | C1100-1/2H |
サイズ | 10×10×65mm |
板厚 | t0.8 |
精度 | ±0.15 |
数量 | 200 |
納期 | 10日 |
今回ご紹介するのは、両側先端に潰し加工のある製品の事例です。
潰し加工(主に板厚が先端に近づくほど薄くなる加工)は文字通り金型を用いて圧力をかけ、金属を潰して成形することが基本です。薄板板金加工.comでは、潰し形状、製品全体の形状、精度、数量、納期などを考慮し、金型による成形と切削加工を使い分けています。
今回は数量が200個と多いことから、金型による成形を選択しました。金型による成形では、金型自体の製作に時間がかかることが難点ですが、薄板板金加工.comでは自社内で必要最低限の簡易的な金型を製作することで、加工から表面処理まで含めて10日で納品という短納期を実現しました。
※切削加工で対応した事例はこちらの提案をご覧ください。
表面処理は無光沢スズめっきでした。製品の特定箇所はキズ、打痕厳禁であったため、治具を使った吊るし(引っ掛け)方式でのめっき処理となりました。この条件に合わせ、あらかじめ製品に吊るし用のキャリアを設けて加工しました。めっき後にキャリアをカットしてから納品しています。
薄板板金加工.comでは、加工だけでなく、表面処理まで含めて、様々なご要望に対応しております。ワンストップでの試作をお探しの方は是非お声がけください。