この精密板金部品は、C2680-1/2Hで加工したブッシュです。

当社では、通常、ブランク加工はレーザーで加工することがほとんどですが、この製品は、小さい穴が無数に空いており、レーザー加工では時間がかかるため、エッチングでブランク加工を行っています。実際の製品サイズは、φ20mm×H27mmと写真で感じる以上にサイズが小さいものとなります。このようなカール曲げ加工はスプリングバックが大きく、精度の確保が難しいですが、薄板板金加工.comでは簡易型でカール曲げを行い、径の精度「±0.05」を満足しています。さらに、突き合わせ部の隙間を0.05mm以下に抑えました。

このような高精度な塑性加工は、薄板板金加工.comが設計から手掛ける簡易金型により実現しております。曲げ加工を熟知した作業者と設計者によって、製品に応じた加工方法・金型の設計などができるため、難易度の高い製品にも柔軟に対応ができます。また、板金工場と機械工場が隣接しているため短期間での金型製作が可能であり、コストを抑えられるだけではなく、納期の短縮にも繋がっています。

薄板板金加工.comでは、コスト・納期・加工品質など、お客様のご要望に適した加工方法のご提案も可能です。
薄板の精密板金加工でお困りの方は、お気軽にご連絡ください。