名称 | 三角リブの柔軟な配置で曲げ部を補強し、軽量化を実現 |
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材質 | C1100-1/4H |
サイズ | 330×270×60mm |
板厚 | t0.5 |
精度 | ±0.2 |
数量 | 1 |
納期 | 6日 |
今回ご紹介するのは三角リブ(補強リブ)を活用して軽量化を実現した事例です。
この部品はある特殊作業の際、該当箇所以外を保護するためのカバーです。頻繁に取り付け、取り外しを行うため、少しでも軽くしたいというご要望がありました。しかし330×270mmとそれなりの大きさであり、むやみに板厚を薄くしてしまうとたわんでしまい形状が安定しません。特に曲げた部分が開いてしまうことが懸念されました。
そこで薄板板金加工.comでは、曲げ部に三角リブを施し、補強することをご提案しました。通常三角リブは、専用の金型を用いて曲げ加工と同時に行うことが多いですが、当社ではあえて曲げとリブ出し(角打ち)の工程を分離することにより、設計の柔軟性確保と短納期対応を両立させました。曲げ加工後にリブ出しを行うと変形のリスクがありますが、問題なく対応できました。
当社の三角リブ加工についてはこちらの技術提案もご覧ください。
薄板板金加工.comでは常識にとらわれず、少量多品種の生産に特化した独自のノウハウを有しております。お急ぎの案件がございましたら、設計の段階から是非お声がけください。