名称 | t1.0のアルミにM2の小径バーリングタップ加工 |
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材質 | A5052 |
サイズ | 10×30×60mm |
板厚 | t1.0 |
精度 | ±0.1 |
数量 | 60 |
納期 | 10日 |
今回は、小径バーリングタップを含む精密板金加工の事例をご紹介いたします。
A5052の板厚1.0mmに、M2バーリングの指示がありました。
小径で型は細く折れやすいため、加工時には細心の注意が必要となります。
今回のバーリングタップは、曲げに隣接しており、型が干渉する位置にありました。曲げる前に加工すると潰れてしまう恐れがあったため、曲げ後にバーリングタップの加工を行っています。
さらに、バーリングタップ同士のピッチが狭く平行に並んでいるため、2箇所目を加工する時にも型が干渉してしまいます。干渉による変形を防ぐため、金型に工夫をし、隣のバーリングタップを逃がして加工を行いました。
薄板板金加工.comでは、小径バーリング加工の実績も数多く、小さいものでM1.4~社内の標準型として金型を揃えておりますので、イニシャルコストを抑えられるだけでなく、すぐに加工に着手することができます。
バーリングタップの他に、φ2(-0.02,-0.10)高さ0.5mmの半抜き加工(ハーフピアス)もありましたが、こちらも社内で保有している標準型で対応できたため、型の製作費はかかっておりません。
精密な板金加工となると、専用の金型が必要になり、納期が長くなることもしばしば起こりますが、試作加工において、スピードは重要な要素の一つとなります。
薄板板金加工.comでは、一般的によく使用される材料のストックや、社内標準型の準備など、ご依頼を頂いてからすぐに加工に着手ができるように、様々な工夫をしております。
お急ぎの際には、是非ご相談ください。