名称 | 幅0.85mmの細幅曲げ、1300ヶを2週間で製作 |
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材質 | SPCC |
サイズ | 20×20×8mm |
板厚 | t0.2 |
精度 | ±0.03 |
数量 | 1300 |
納期 | 14日 |
今回は社内で簡易金型を製作し、精度の安定、短納期を実現した加工事例をご紹介します。板厚が0.2mmと薄いため、ブランクは薄板用のファイバーレーザーで加工しています。
写真左の甘曲げ(鈍角曲げ)部は、曲げ幅が0.85mmと非常に狭く、標準で使用している金型では曲げることができません。
今回使用した幅0.85mmの金型は社内で製作しています。幅が細いため製作が難しく、取り扱いにも注意が必要です。
また、曲げ位置が少しでもずれると他箇所に干渉してしまう形状のため、位置合わせも重要となります。そこで当社では精度を安定させるために専用の治具を準備しました。
この製品には潰し(面打ち)や曲げがあり、複数の工程が必要となります。今回は1300ヶを2週間で製作という短納期のご依頼で、通常の加工方法では納期に間に合わない状況でした。
そこで薄板板金加工.comでは、作業の効率を上げるために、複数箇所の面打ちを同時に加工できる金型を社内で製作しました。工程を集約したことで、加工時間を大幅に短縮することができました。
薄板板金加工.comでは、社内で金型を製作することによりお客様のご要望に柔軟に対応いたします。
お困りの際は是非御相談ください。