こちらの加工品は、C1020のLEAD BASEです。

板厚3.0mmは薄板板金加工.comが手掛ける加工品の中では厚板に分類されますが、当社の特徴をよく表している製品になりますので、ご紹介をさせて頂きます。

このベースを製作する上でのポイントは下記の3つとなります。
①中央２つの凸部は切削加工で対応
②Z形状は内製の型で曲げ加工
③外形をワイヤー加工

①の形状は、潰し量が多くプレス加工での成形は困難です。完成までの納期が21日間という短納期の要求もあったため、切削加工での製作を提案させて頂きました。
②のZ形状部は板厚が薄く、低い段形状になっているため、金型を内製し曲げ加工で対応しています。曲げ加工で対応することで、削り出しで形状を作るよりも、コストを抑えることができました。
③ではロット数量が200個と多かっため、重ねて加工ができるワイヤーカットで効率よく対応いたしました。

部分的に工法転換をした複合加工で、数量が多い場合でもコスト低減や、短納期での対応ができることは薄板板金.comの最大の特徴と言えます。
卓越した技術と多くの設備のラインナップにより最適な加工方法でお客様のご要望にお応えしております。
薄板板金加工でお困りの方は、お気軽にご連絡ください。