名称 | 28回曲げ、公差±0.15を実現 |
---|---|
材質 | A5052 |
サイズ | 28×200×5.2mm |
板厚 | t0.6 |
精度 | ±0.1 |
数量 | 150 |
納期 | 10日 |
こちらの薄板加工品は、A5052の板厚0.6mmで製作した自動車用バスバーです。
この精密板金製品は、長手方向に28回もの曲げ加工を施しています。通常、28回も曲げ加工を施すと寸法の誤差が積み重なり、結果的に全長では大きな寸法誤差が生じるため、1つ1つの曲げの精度が重要となります。
そこで当社では、素材の反りが影響して生じる角度のばらつきを抑えるための簡易金型を内製し、曲げ加工を行うことで、全長「±0.15」の要求公差を満足しております。
また、曲げの間の角穴は、先に加工をすると、曲げに近いため穴が変形していまいます。そのため、専用の冶具を製作し、曲げ後にファイバーレーザーで角穴の加工を行っています。
このように、変形などを考慮した2次加工が必要な精密板金加工についても、多くの実績がございます。
塑性加工の中でも、多数の難曲げ加工の精度でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。