今回ご紹介する精密板金部品は、薄板板金加工.comが手掛けた製品の中でも、特に難易度が高い製品です。

この製品は、C2680-1/2Hで製作したターミナル部品で、先端潰し・カール曲げ・ねじれ曲げ加工などの複数の工程があります。先端のつぶしとカール曲げは、社内で製作した専用の金型で加工を行っています。

さらに、この製品には、端子の細い形状部分に90°ねじれ曲げがあり、ひとつずつ手作業で曲げているため、ねじる位置・角度のばらつきや、ねじりすぎないような工夫が必要になります。薄板板金加工.comでは、手作業でも安定したねじれ曲げが出来るように、専用の金型と専用の冶具を設計、製作し加工しています。

当社が製作する金型や冶具は、長年蓄積してきた薄板加工のノウハウや製造データをもとに、何度も打ち合わせを重ね、仕様を決定しています。塑性加工に必要な金型や冶具を全て社内で設計、製作できるのは当社の強みです。精密板金加工でお困りの方は、是非ご相談ください。