単独工程用の簡易金型で効率良く加工をした事例となります。

今回の事例は数量1,000個というオーダーでした。試作には多すぎる、量産には少なすぎる、準量産に近い数量となります。
薄板板金加工.comでは、この領域でも豊富な製作実績があり、準量産に対応するための設備と、塑性加工のノウハウを有しております。

今回の事例に当てはめますと、ブランク工程では、社内レーザー加工機の夜間無人運転による加工で、一晩にして1,000個を加工することができました。
後続の曲げ工程では、自社で製作した単独工程用の簡易金型を用いることにより、
①複数箇所を同時に曲げることで加工時間を短縮する
②公差の厳しい箇所も寸法の安定した再現性の高い加工ができる
さらに、金型が簡易形状で工程毎に分離されていることを活かし、
③時間のかかる工程だけ型を複数個準備し、複数人で作業を行うことによりボトルネックを解消する
④全行程の型を複数セット準備することにより、さらなる数量増、短納期の要請にも対応できる
といった数多くのメリットがあります。

このような準量産に近い数量の加工も得意としておりますので、1,000個程度の中ロット案件でお困りの方は、薄板板金加工.comまでお気軽にお問い合わせください。