こちらは、薄板板金加工.comで加工した嵌合カバーです。

この嵌合カバーはケースとカバーの2部品で構成されています。
ケースとカバーの外形端面は平行ではないため、ベンダーでは曲げることができません。本来であれば簡易金型が必要となりますが、斜めになっている部分に独自の工程を加えることで、簡易金型を製作せずに曲げ加工で完成させました。薄板板金加工.comでは、このような斜めの要素を含む製品の塑性加工を普段からおこなっており、型を作らず、短納期での製作が可能です。

ケースとカバーは合わせ部品になり、図面上に「合わせ部に隙間なきこと」との指示がありました。それぞれを単品で製作したあと、勘合の隙間をひとつずつ調整し完成させました。この補正には、卓越された加工技術が必要となります。

単品加工はもちろん、今回のような精度を求められる嵌合部品の塑性加工でお困りの方は、お気軽に薄板板金加工.comへお問い合わせください。