底部が狭く深いコの字形状、且つ表面傷不可に対応した事例となります。

今回ご紹介する製品は、底部の内寸が6㎜に対し、深さが26㎜という通常の曲げ金型では加工不可能な形状でした。
さらに、表面傷不可という条件や、納期の都合もあり、外側から絞り込むことも出来ませんでした。
そこで薄板金加工.comでは、非常に特殊な金型を設計製作し、深いコの字形状を実現しました。曲げ加工なので外側に擦り傷が付くこともありませんでした。

曲げ前の工程では、レーザーパンチ複合加工機を使用することにより、外形(レーザー)・丸穴・M5タップを一つの機械で完結させております。
通常であれば自動で切り落とすところ、傷防止のため、ジョイントを設けて手作業で取り外しました。

このように各工程で細心の注意を払い、傷防止に努めております。また、通常の曲げ金型では加工が難しいような形状の製品を得意としております。
難形状や傷でお困りの方は、薄板板金加工.comまでお気軽にお問い合わせください。