今回ご紹介する事例は、材質C1720-1/4H（ベリリウム銅）の板厚0.08mmという薄板で、サイズは約2×10mm程度の非常に小さく、薄板板金加工.comが得意としている製品です。

これまでの事例でも何度かご紹介をしておりますが、ブランクは薄板用のファイバーレーザーでカットしています。
この板厚ですとレーザー加工は難しく、ワイヤーカットが選択されることが多いのですが、加工時間の差は歴然です。よりスピーディーに加工することで、短納期での対応が可能になりました。

曲げにも細かな特徴があります。
段曲げになっているところは高さが0.15mmしかなく、簡易金型が必要です。ワイヤーカットで型を製作するにしても、ワイヤー線径のRが残るため、通常より細い線径のワイヤー線を使用し、この問題をクリアしました。
小さいと曲げずらい、ねじれやすいという悩みがありますが、薄板板金加工.comには熟練の加工者が多数在籍しており、日常的にこのサイズの製品に携わっているので、問題なく対応できます。

米粒サイズの薄板板金加工でお困りでしたら、ぜひご相談ください。