名称 | 12箇所の同時段曲げ加工 |
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材質 | C1100-1/4H |
サイズ | 67×75×12mm |
板厚 | t0.3 |
精度 | ±0.1 |
数量 | 100 |
納期 | 7日 |
今回は銅の薄板板金加工の事例を紹介いたします。
この薄板加工品はタフピッチ銅(C1100)で製作したシールド板です。銅は高反射材のため、CO2レーザーですと反射してしまい切断が出来ません。薄板板金加工.comでは、ファイバーレーザー加工機を保有しておりますので、銅や真鍮も切断できます。
銅は熱伝導率が高く、反りがでやすい材料ですが、熱の影響を受けにくいファイバーレーザー加工を選択し、反りを0.05mm以下に抑えることができました。反りが少ないと曲げ加工が安定し、数量が多くても製品ごとのバラつきなく仕上げることができます。
この製品には4つの側面に計12箇所の細かい段曲げ形状があり、社内標準型では型に乗らないため曲げることができません。そこで薄板板金加工.comでは、社内のマシニングセンターで12箇所を同時に曲げることができる特殊な金型を製作しました。
同時に曲げることで、精度の安定と、曲げ工数の削減につながり、コストの面でもお客様にご満足いただくことができました。
精度が必要な銅や真鍮の薄板加工でお困りでしたら、薄板板金加工.comにお問い合わせ下さい。