板厚0.5mmの薄板で曲げ、溶接、さらに塗装まで行った製品の事例となります。

側面を立ち上げてからコの字曲げを行い、その後、側面の突合せ部を溶接しています。板厚0.5mmに対して溶接を行うと、歪みの発生が懸念されますが、YAGレーザー溶接機を使用することにより、歪みのない綺麗な仕上がりを実現しております。薄板板金加工.comでは、板厚0.1mmから溶接が可能です。今回の材質はSECC（電気亜鉛メッキ鋼板）ですが、アルミやリン青銅、真鍮などにも対応しております。

溶接後、協力工場にて黒色艶消し塗装を行いました。光学系の部品であるため、色のムラは許されませんが、問題なく対応しております。また、塗装による寸法変化を考慮し、曲げ前のブランクカットを行うことで寸法公差の要求も満たしております。

曲げから溶接、塗装まで責任を持って一貫対応することにより、総合的に品質を確保すると共に、納期を短縮することができました。

薄板板金加工.comでは、製品加工後の表面処理も含めてワンストップで対応することが可能です。加工だけでなく、塗装をはじめとする表面処理を含めて、一社に任せたいという案件がありましたら、是非ご連絡ください。